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2017年GW オーシャニア・リビエラ: 美食の船で美食の地ギリシャ+南イタリアへ 

GWにぴったりのクルーズはこれ出港地ピレウス(アテネ)あこがれのミコノス島・サントリーニ島・マルタ島タオルミーナでタクシー待ち1時間ソレントでついに......オーシャニア・リビエラのスペシャリティレストラン旅の総括

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ソレントでついに.....

ソレント はこのクルーズ最大の寄港地で、最後の寄港地でもある。クルーズに来たら港々の地元のマーケットを訪れるのが好きな私は、ここだったら立派な魚市場に行けるだろうと楽しみにしていた。

他にも 地元のスーパーで ハーブを買ったり石鹸を買ったり、お手軽価格のちょっとしたお土産を買うつもりだ。

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ソレントでは信号がない道を車が疾走

ソレント

テンダーボートの上陸地からシャトルバスに乗って、くねくねと崖を登る。ソレントの町の中心で降りて、まず驚いたのは車の多さだった。バイクも車もひっきりなしに通っている。

しかもソレントの道路には信号がない。 右を見て左を見て、車がやっと切れたところで道路の反対側に渡らなくてはならない。今までの小さな島の寄港地で、のんびりぷらぷら歩いていた私たちにとって、これはけっこうカルチャーショックだった。

町のインフォに行って、フィッシュマーケットやスーパーマーケットはどこですかと聞く。どっちに行きたいの?と言われたので両方と言ったら、地図の右の端と左の端に丸をつけてくれた。

マーケットは築地ほどではなかったけれど

ソレント

さあ行こう! フィッシュマークマーケットに向かって歩き出す。目指すのは、土産物屋が密集したサンチェザーレオ通りを越えてまだ先の、 大通りをちょっと山側に入ったあたりだ。

築地やバルセロナのサン・ジョセップのような、広大なマーケットを期待していたけれど、そこにあったのは一見普通の魚屋さんだった。

  • ソレント
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奥行きはなかなか広くて、色とりどりの魚が並んでいる。イタリアらしくイカやタコもいっぱいで、くねくねとカゴの中を、時にはカゴを越えて動き回っている。そんなものを見せたものだから、自称グルメおやじのGの食欲に火をつけてしまった。

せっかく南イタリアに来たのだから、地元のイカスミ料理が食べたいと言い出した。前にイスキア島に行った時も、これが食べたくて同じレストランに二晩続けて通ったりしたのだ。

ミシュラン掲載の店La Basiicaでイカスミリゾットを堪能

ソレント

Gは路地裏のレストラン街を歩きながらメニューをのぞき、お店の人にイカスミ料理出しますか?なんて聞いている。

「ありますよ」と言ってくれたお店La Basiicaは、タッソ広場の奥のピアッツァぞいに、テーブルとパラソルを並べたいい感じの作りだ。しかもミシュランに掲載と入り口のステッカーには書いてある。

もうここで食べるしかないでしょう。そしてもちろん、「昼は節食禁酒」の掟を破ってしまう。

ソレント

ワインはボトルで持ってきてもらい、前菜2皿、イカスミのリゾット、魚のフライの盛り合わせとどかどか頼む。空になったワインのボトルを持ち上げて、ウェイトレスのお姉さんはにっこり笑い、食後にリモンチェッロをたっぷり出してくれた。

ソレント

やれやれ。部屋に帰ってバルコニーから外を見れば、ベスビオ火山が綺麗に見えていた。その夜の最後のディナーが、ほとんど食べられなかったのは言うまでもない。

ソレント

各寄港地のみやげ物屋さんで買い集めたエプロンや、ソレントのスーパーで買ったハーブいろいろ。300g 2.24ユーロのチーズがとても美味しくて、帰国後しばらくの間、惜しみながらちびちびと食べた。

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このサイトの作者:しの

翻訳系リサーチャー。夫のGはへろへろサラリーマン。 たまにしか行かれないクルーズ旅行も、30回を越えました。 このサイトについて

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