アメリカ&ニューヨークを描いた作品の中から 私がへえ〜と思ったものを紹介。 アマゾン他のページにリンクしているので、クリックするとさらに詳しい評が読めて購入もできます。
5.アメリカで暮らすということ 外国に行って、そこでどんなふうに暮らし何を感じるのか。それって本当にその人次第なんだなあとしみじみ思う。自分にはとってもできないようなことでも、こうやって本で読むと疑似体験できるのがいいよね。 『ニューヨーク暮らし雑学ノート―日本を脱出してはみたけれど…』生田 倫哉(著) アメリカ大好き! アメリカ万歳っ!!て感じの人も多いが、在アメリカ10年以上の音楽ライター生田さんの視線は違う。淡々と繊細に、ニューヨークに渦巻く辟易しちゃうような人間感情を色々なテーマで書いている。私は「やっぱりねー」と妙に納得してしまったんだけどね。絶版なのが本当に惜しい、秀逸なエッセイ集です。 中古書店の ブックオフで探してみてください。 『ニューヨークで暮らすということ』堀川 哲(著) マンハッタンのグリニッジにある、ニュースクール大学の客員研究員だった堀川先生が、ニューヨークに暮らす人々やその生活事情を詳しく語っている。ニューヨークはまさしく移民の街。寄せ集め集団の中でうまくやるには、相当たくましくなんなくっちゃってことがよくわかる。そして、この本を読んで興味を持って、私もニュースクールの授業を取ってみることにしたのだ。エヘヘ。 『ニューヨークの24時間』千葉 敦子 (著) フリーのジャーナリストだった千葉敦子さんが、拠点にしていたニューヨークでの生活術をあれこれを綴った本。千葉さんみたいなアグレッシブな人にNYはぴったりの街なんだなと羨ましくなる。千葉さんはもう15年も前にガンと壮絶に闘病して若くして亡くなってしまったんだけど、それを感じさせない新鮮さがある。
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