これで私もアメリカ通!?

アメリカ&ニューヨークを描いた作品の中から
私がへえ〜と思ったものを紹介。
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6.アメリカ人ってこんな!?

挨拶する程度の仲ならアメリカ人って陽気でフレンドリーな奴らだけど、本心はどうなっているんだろう…。日本人同士だってそこまで知るのは大変だけど、外国人ならなおさらだ。こういう本はそういうことに触れるのに、ちょっとは役に立つかもしれない。


『淋しいアメリカ人』桐島 洋子 (著)
もう30年も前のアメリカを、小さな子供3人を連れて放浪するシングルマザー桐島さんの体験ルポ。時には「恋人募集中の小柄なアジア系中国人」に成りすましてアメリカ人の様々な恋愛・性の実態を暴く。なんせ親の世代の人の過激な実体験なだけに、最初読んだ時には腰を抜かすほどビックリしたものだ。もちろん今読み返しても面白いけどね。


『金儲けがすべてでいいのか』ノーム・チョムスキー(著) この人の著作は他にも『 9・11―アメリカに報復する資格はない!』『 アメリカが本当に望んでいること』など、日本でもよく売れている。アメリカが突っ走るグローバリズムを批判し、外交政策を批判し、アメリカの知の良心と言われている人だ。ここまで言えるのも言論の自由があるアメリカだからか。でも問題はどの程度こういった意見が理解されているかなんだけどね。


『アメリカ人の歴史1』ポール・ジョンソン (著)
たった300年、されど300年。アメリカ合衆国の歴史は短いけれど濃い。イギリス人の世界的歴史家が、歴史に登場する様々な駆け引き、偏見、憎悪も含めて描く。 1580年の植民地時代から1815年の革命期までの第1巻から、1815年の民主主義の時代から1912年の産業化の時代までの『第2巻』。ウィルソンからクリントンに至る政治経済の動きから、20世紀の文化までを扱う『 第3巻』と続くので読みごたえがあります。


その他のアメリカ人関連本

written by 篠田なぎさ(⇒ プロフィール



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