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シャンプー入れたら泡が爆発しちゃったホテルのジャグジーバス
シャンプー入れたら泡が爆発しちゃったホテルのジャグジーバス

出張旅行はゼイタク主義で

社長と同僚と一緒だった最初の出張の後は、私一人で日本に行くようになった。初め ての出張の時のように、地下鉄に乗るときにカルガモのようにくっついて歩き、新幹 線ではつかまり棒付きの和式トイレに大げさに驚いてみせるヘンな外人たちを連れて 歩けないのは、ちょっぴり淋しいんだけどね。

時差はキツイし、仕事先では孤独だし緊張する。日本に帰っておばあちゃんに会える のは嬉しいけれど、やっぱり出張ツラい。だから2週間以上の長期で日本に行くこと が決まった時、私は色々と案を練った。(って泊まるホテルのことだけだけどね)  多少自腹を切ってもいい、なるべくいいホテルに泊まって、なるべく出張を楽しもう と。

目黒雅叙園ホテル

部屋はニューヨークの我家よりずっと広かった。

同じ時期に日本出張となった夫のGと目黒の雅叙園に泊まったことがある。キャンペーンで80uのキッチン付きのスイートが、一泊3万2千円 なのだ。割り勘にすれば宿泊代は出張旅費でぎりぎりまかなえる。アメリカに行く前 は私たちは目黒に住んでいて、ここのフィットネスクラブに通っていた。近所にはよ く行っていたレストランやブティックもたくさんある。久しぶりにご近所に帰って、 週末は食い倒れと買い物三昧に走ることにしよう!

名古屋マリオットホテル

ジャグジーは寝湯と丸いのの2タイプ。丸いのにはもちろん浮かんできたよ。

ひとりで行った名古屋では、駅の上の高層ホテルマリオットに泊 まった。ホテルのウェブサイトにお得なプランが色々出ていて、一人分の旅費予算で デラックスルームに泊まれた。エステやフィットネスクラブのチケットがついている 「レディースプラン」も魅力だったけど、仕事で行くのに毎日エステができるとも思 えないので、普通の格安プランにした。ホテル評サイトを見ると、マリオットではぜ ひ高層の階に泊まるのがいいと書いてあるけれど、私が泊まった30階でも充分名古 屋市街が見渡せた。逆に地上のネオンがよく見えて、知り合いが一人もいない名古屋 での、淋しさがまぎれてよかったよ。
ここのフィットネスクラブは、明るくて景色がよくって、夜はライティングがすごく きれい。なんだか香港のペニンシュラが思い出された。

眼下にきらめく居酒屋のネオンを眺めて、部屋でひとり酒。

オープン記念キャンペーンをやっていた六本木ヒルズのグランドハイアットに泊まったこともある。割引でも高かったので、友達を誘って割り勘で。人気沸騰の六本木グランドハイアットは、サービスがヒドイとか、色々悪い 噂はあったけど、木と鏡とステンレスをうまく使ったインテリアはさすがかっこよ かった。一番安い部屋でもスタンドや体重計、枕もとのスタンドひとつひとつが凝っ ている。噂のサービスには面食らうことはあったけど、それよりホテルの人 たちの凍りついたような作った笑顔が怖かった。サービスが悪いと批判されすぎ ちゃったせいかナ。

グランドハイアット東京

友達が次々「部屋見せてー」とやって来るので、狭い部屋がいつもいっぱい。

左)バスルームのドアはガラスで、ライトに妖しく浮かび上がってなかなかエッチ。
右)フラットテレビ付きのクールな洗面台。右に並ぶボトルはミネラルウオーター。

ベットサイドのライトとテーブルも凝っている。右はガラスのデジタル体重計。

部屋からバスローブで行けば無料のスパ。帰る日の朝の6時に行ってみた。

日本に帰るといつも、何でもコンパクトにまとまっていて、キレイで清潔なのに驚かされる。すべての物に、過敏なほど神経を使っている感じと言ったら、言い過ぎかな? そして、何故か同性同士で固まって、夜の街にあふれている酔っ払い(笑)。そんな中にタマに戻るとすごくホッとするんだけど、反面ここにずっといたなんて信じられないナとも思ってしまうこともあるよ。

written by 篠田なぎさ(⇒ プロフィール




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