クルーズ大好き! だからたまにしか行かれないクルーズ旅行はとことん楽しみたい! コスタ・フォーチュナで行ったメキシコ(メキシカンリビエラ)クルーズの旅行記です。


2日目 ステーキディナーの終日航海日

1日海の上にいても、ぼうっと海を眺める時間はなかなか…ない。
1日海の上にいても、ぼうっと海を眺める時間は、なかなかない。

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昼と夜にもりもり食べるための朝食は

今日は2日も続く航海日の1日目だ。2日間もどこにも寄らないなんて初めての体験だけど、やっぱり船の上ではいろいろ忙しくて、退屈する暇なんてない。

まずはルームサービスに持参の日本食を足した朝食。今回初めて、ご飯を炊くための鍋を荷物に詰めてみた。(荷物を小さくするために、取っ手は外した)これをトラベルクッカーに乗せて、同じく持参した発芽玄米を炊くのだ。

トラベルクッカーは火力調節ができないので、コンセントを入れたり抜いたりしながら沸騰状態を維持すること30分あまり。リゾットにするのにちょうどいいような、歯ごたえのいいご飯が炊きあがる。これにお湯で戻した切り干し大根、海藻サラダ、梅干し、海苔を加えて食べる。

今日もお腹が快調になって、ランチやディナーがモリモリ食べられますように。食いしん坊のくせにけっこう弱いGのお腹に言い聞かせる。旅行のパートナーが体調を崩したらしたら、相手にとっても旅行が台無しになってしまうものねえ。


お茶も沸かすしご飯も炊いちゃう。それに梅干しと海苔と海藻サラダと切干大根をプラスしてヘルシー和朝食のできあがり♪

ジムにジョギングにプールにジャグジー

腹ごしらえができたら早速ジムに行く。クルーズの最初のころはどの船でもそうだけど、ジムはものすごく混んでいる。ストレッチがしたいのに、スタジオは有料プログラムで占領されていて、場所が取りにくい。簡単にウォームアップだけして、早々にデッキ7に行ってジョギング、その後あちこちのプールとジャグジーをちょっとずつ試して回る。


時差ぼけの寝不足で体調が心配だったけど、全周がぐるりと日陰になっているデッキ7を、波頭を見ながら走るのはとっても気持ちよかった。

昼寝のあとは、フォーマルナイトの準備!

昼食の後はダンスレッスンに出ようと思っていたのに、Gがぐうぐう昼寝をしてしまって、うっかりパス。 夕方になってきたので、私は着付けを始める。さあ、フォーマルナイトだ!

今回乗ったサファイア・プリンセスは、今までの5艘の中で一番大きくって(11万トン)。乗客も2800人も乗っている。だから、フォーマルナイトはあちこちでバンドが出たり、着飾った人たちが踊ったり、さぞかし盛り上がるだろうと思ったんだけどね。あんまりそういうことは無かった。

名物だというシャンパンフォールもシャンパンがたくさん飲めるかと楽しみにしていたのに、要するにシャンパングラスを前にした写真撮影会(有料)であったよ。船長のスピーチは面白かったけれど、船長と一緒に写真が取れるわけでもないし。

式を終えたばかりのカップル。親戚みんなで船に乗っているそうです。

一応私たちはアニバーサリー(記念日)旅行で、フンパツしていい部屋にとまったのに、ほかのクルーズラインではついてくるような、シャンパンボトルサービスや、キャプテン主催のパーティーへの招待や、ディナーの優待とか、そういうのが全然ないんだよね、この船は。ちょっとがっかり。

フォーマルディナーはステーキハウスで

この日のディナーは、プレミアムレストランの1つ目、"Starring Steakhouse"に行く。Gはアメリカ駐在時代に味を覚えたポ−ターハウス(Tボーン)とベイクドポテト。私は一番柔らかそうな(=あごが疲れなさそうな)リブアイにする。ワインは慎重に選んでカリフォルニア、アレキサンダーバレーのカベルネ、Clos du Bois(2007年)。

久々のTボーンステーキは600g(骨込み)もあって、強がるくせに胃弱のGが食べきれるかどうか心配だったけど、けっこうな量を食べてしまった。電気グリルで焼いているにしては、なかなかおいしかったよ。ワインも強くて深くてぐっと来る味でお肉によく合った。久しぶりのステーキで、Gはこの1年くらいの中で一番幸せな気分になったそうです。

最後に記念日にとケーキを出してくれた。クルーたちは誕生日と勘違いして、ハッピーバースデーを歌ってくれそうになった。

ちがう! 結婚xx年記念なんだってば、と言ったら、あっちこちのテーブルからうちは○○年よ、道は遠いわよ!と言われたりして。それはそれで楽しかった。クルーズのおもしろさは、こういう他のお客さんとのやり取りにあるからね。



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