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4日目 懐かしのメキシコ、プエルト・バジャルタ
観光レストランにはお約束のマリアッチ楽団が。とっても上手な人もいたよ。
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小学校3年生の時以来のメキシコ
今日はいよいよメキシコに上陸する。私は小学校1−3年生の時、父の赴任先だったこの国に住んでいた。メキシコに来るのはそれ以来なのだけれども、そんな×十年前の経験なんて、何の役にも立たないと思っていた。でも耳に入るスペイン語がけっこう聞き取れるのに驚いた。意味はすぐには思い浮かばないんだけど…。
Gはたんに、出張でメキシコに行って料理がおいしかったからと、今回もレストラン選びに張り切っている。寄港地情報担当のクルーのヴィクトリアにわざわざおすすめのレストランを教わりに行っていた。
ひなびたいい雰囲気のビーチリゾート
プエルト・パジャルタはアメリカ人が気軽に行けるメキシコのビーチリゾートのひとつだけど、けっこうひなびた感じでいい雰囲気だ。海岸沿いに遊歩道があって、小さな平屋かせいぜい2階建てのみやげ物屋やレストランが並んでいる。
そんな中の一つ、海に向かって大きくオープンエアになったレストラン"Mi Querencia"で昼食を食べる。人気店らしく混んでいたけれど、途中から一番海に近いテーブルに座らせてもらってよかった。
寄港地担当に教わって行ったおすすめレストラン Mi Querencia
まずはローカルビール(Pacifico)を注文。サービスの人に伝統的なメキシコ料理が食べたいと相談して、お勧めにしたがって食べたのが、
- Molcujete(メニューではファヒータのカテゴリーにあった。牛肉、鶏肉、ハム、ソーセージ、チーズ、野菜各種が石焼ビビンバのような石の鍋で供される。トマト味のソースをつけてトウモロコシのトルテージャに包んでいただく。緑のペッパーを入れなければ辛くない)
- Chillie Relleno(炒めたご飯の上に、オムライスのような感じでチーズが乗っている。とても素朴でヘルシーな料理だった。
Chille Rellenoは1821年にメキシコがスペインから独立した時に大統領に献上された料理だそうです。マルガリータやParomaと呼ばれるテキーラとグレープフルーツとソーダで作ったカクテルも飲んだ。
大勢のお客さんたちと一緒に、真正面の青い海を眺めながら飲んで食べて、ゆったりした気分になる。
私の記憶にあるメキシコのお店は、ぜったいに頼んだものと違うものが出てくるし、トイレなんていつも半分くらい壊れているし、手を洗う水なんて出たためしがなかったものだけれども、今は大違いなのに驚いた。昔のままの明るくて陽気で、なんでもどーんと来いなメキシコ人の雰囲気はそのままだったけどね。
ウォルマートでぶらぶらショッピング
ランチの後は、船の停泊地の目の前にそびえ建っていたウォルマートに行ってみる。こっちはロングビーチで行ったウォルマートよりずっと広くて、色とりどりの食材が山のように積んであって、見ていて飽きなかったよ。
ここで部屋のお風呂で使うためバスバブルと、子供のころ大好きだったメキシコマンゴーを購入。船への出入りでは厳しく手荷物検査をされるけれども没収されることも無く、マンゴーは数日かけて熟したあと部屋でおいしく食べました。
そしてメインダイニングでディナー
今日のキモノはカジュアルスタイル。黒っぽい木綿にグレーの八寸帯にした。バルコニーは風が強くて着物がはためくはためく…
夕食は3日ぶりに船のダイニング"Savoy"の、通しで予約してあるテーブルに戻る。
Gがウズラと鹿肉のテリーヌ、葉野菜のサラダ、ラムのロースト。私はオニオングラタンスープ、グリーンサラダ、ジャガイモのニョッキクリームソースとベジタリアンメニュー。ワインは昨日の残りの白ワインと新たに頼んだBezingerのメルロー。
モニカいなけりゃみな踊る
食後にはめげずにダンスホールに行ってみる。いつもホールを独占している自前の衣装のダンシングクイーンのモニカが居なかったからか、踊っている人たちがたくさんいて嬉しかった。私たちも隅っこのほうで数曲踊って溜飲を下げたよ。クルーズはこうじゃなくちゃね。