ニューヨーク暮らしことはじめ
まだ寒いけど、花屋さんの外にも鉢が並ぶようになった。

春が来た!(と思いたい)

ニューヨークでは3月に入ると雪の降る回数が減り、すんごく暖かい日と、冬に逆戻りしたような日が、交互に来るようになった。暖かいときにはTシャツの人が街に繰り出し、カフェは一斉に路上にテーブルを並べる。
暖かいって言ったって、せいぜい17−18℃なのだ。Tシャツやオープンカフェはまだ早いんじゃない?と思うんだけどね。でも嬉しくって、そうしちゃう気持ちはよくわかる。今年の冬はなんと寒くて長かった事か!
枯れ木の並木道のようだった公園や街路も、雨が降ると若芽の匂いがするようになった。ポチポチと枝に芽が出てきたのを見つけた時には、感動した。アメリカでは花もビッグサイズ。木蓮のつぼみがぐんぐん大きくなってきた。

木蓮のつぼみ、咲いたら大きそう

そして私も、またOLをやることになった。日本でのOL生活にうんざりしてたのに、アメリカに来てまたやってみようかなという気になった。
くよくよするのもしないのも、自分次第。これでいいのだ!と思うあなたがそれでよければいいじゃない。そんなアメリカ社会の空気にちょっぴり馴染んだかな。

というわけで、社員30人程の小さな会社の、唯一のジャパニーズとしてOLやってます。アメリカのOLはトイレに溜まったりしないんだというのが最初の発見かな。そして、6時になったらお姉ちゃんからオジサンまで、みんなダッシュで帰るのにオドロイタ。いつも誰かが会社に残っているような、典型的日系企業やIT系しか知らなかったもんで。

アメリカ人の中に一人混じることには、けっこう気を揉んだ。いじめられるんじゃないか、ぜんぜんついて行けないんじゃないかってね。でも今のところ日本人が珍しいのか、みんな親切にしてくれる。ランチタイムのみんなのおしゃべりに混じれるようになるには、すごく時間がかかりそうだけど。 そんなアメリカOLトホホ奮闘記も、これからぽちぽち書いていきます。

寒かった冬はこんな感じ
道路は麻痺状態で、人が車道を歩いてた。





ハドソン川には流氷が。





大雪の日のセントラルパークには、雪に浮かれて出てきた人が一杯。


written by 篠田なぎさ(⇒ プロフィール




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