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クルーズ旅行記:セレブリティ・ミレニアムで行った「船でゆらゆらカリブ海」3日目 カサデカンポでカウボーイ体験

ずうっと四方が海だったので、陸が見えてくると嬉しくなる。

ずうっと四方が海だったので、陸が見えてくると嬉しくなる。

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午後1時到着で、夜11時出発

フロリダを出てバハマ諸島を右手に見るように大西洋を南下し、今日はいよいよドミニカ共和国のカサデカンポに入港だ。上陸してシュノーケリングやカヤック、町を観光するツアーや射撃の体験コースまで、色々なオプショナルツアーに申し込むことができる。

リゾートホテルに近いところに停泊するので、夜はディナーやショーも陸で楽しめる。出港は夜の11時で、間に合わなかった場合は「自分の責任で」船に戻ってくるようにとのことだ。

出港時間に間に合わなかったらどうなっちゃうのかは、こちらをご覧ください。>>「出港時間に遅れたら、ほんとうに置いて行かれるの?

イタリアの真似っこリゾートで高いピザのランチ

さっそく陸に下りてみる。オプショナルツアーに申し込んでいない人は、シャトルバスで近くのリゾート施設に送り込んでくれる。私たちが行ったのは、アルトス・デ・シャボンという所で、一見雰囲気は中世のヨーロッパの建物みたいでいい感じだけど、実は20年位前にイタリア人が作ったレプリカだという変なリゾート施設だ。

せっかくカリブの国に来たのに、ここのレストランにはピザしか無い。しかもドル建てのメニューのお値段もなかなかだ。暑いのにピザ釜でピザを焼いてくれるので、味はまあまあだったけど、何だかなーな感じであった。

カウボーイの国の乗馬体験は、ワイルドだった

オプショナルツアーは乗馬コースに参加してみた。マザー牧場とかであった、ポニーに乗って場内一周みたいなのを想像してたら大違い。いきなり一人一人馬の背中にまたがされて、10人のグループの前と後ろにガイドがついただけで、手綱の締め方も教えてもらわずにすぐに出発。馬がカッポカッポと走り出す。

最初はずり落ちそうになりながら手綱の握り方と足の締め方をOJTで覚えて、やっと慣れたと思ったら、今度は馬の背中ですれて、足とお尻が痛ーくなってくる。馬の動きが早くなると、カラダを締めて合わせなきゃいけないので、乗っているほうもけっこう筋力を使うのだ。

30分くらいのものかと思っていたら、1時間以上も島のあちこちをお散歩。ゴルフコースの脇を通ったり、お金持ちの別荘の広ーい庭の前を通ったり。最後のほうはヘトヘトになって、いつ力尽きて馬からずり落ちるかとヒヤヒヤしてた。

ホコリまみれ汗まみれで船に戻って、やれやれとシャワーを浴びたら、おシリにしみて飛び上がったよ。見事に皮がむけてました。トホホホホ。

特別レストランの特別ディナーは…

ディナーは予約と追加料金が必要な船の特別レストラン、オリンピックに行った。どんな日でもおシャレして行かなくちゃならなくて、特別シェフ誰某がスペシャルなお料理を作ってくれるんだそうだ。

メインダイニングで同じテーブルのマーク&リズ夫妻も「ここには絶対行くべきだ」とアドバイス。それを聞く前からしっかり予約はしてあったんだけどね。

何せ初日に船が出る前から、このレストランの予約デスクにはずらーりと行列ができていた。特にメインダイニングがカジュアルの日は、あっという間に予約で一杯になっていたくらいなんだから。

1930年代の豪華客船のダイニングを模したというここのインテリアは、ゴージャスでステキだった。大きなバケツにいろんな種類のシャンパンが何本も冷やしてあって、食前酒にいかがと丁寧に説明して、すすめてくれる(有料)。ワインも充実していて、このお料理にはこのワインと、マッチングしてある銘柄を一杯ずつ頼めるようにもなっている(有料)。

お料理はメニューには色々あるんだけど、テーブルについた係りが「おすすめはロブスターとラム」と主張して、他の注文を取ってくれない。牛のステーキがいいと言っているのに、眉をしかめて首を振るのだ。

そこまで言うならとロブスターを頼んだけど、ちょっと固くて塩がきつかった。ラムもわりとふつうな感じだったから、ステーキはすんごくひどかったのかもね。

こうやって過ぎていく享楽の日々

デザートもどっさり出されて、満腹になって甲板に上がれば、船が動き始めていて出港パーティーをやっている。やしの実のカクテルを作る屋台(有料)と山盛りのフルーツビュッフェとバンドが出ていて、みんなで食べて飲んで踊っていた。

こうやってクルーズの日々は過ぎていくみたいだ。アルコールとオプショナルツアー以外は、全部クルーズ料金に込みだから、欲ばれるだけ欲ばらなくっちゃという気にもなってくるカナ、やっぱり。

>>4日目 サンファンの怪しいレストランで本格のり巻きを食すへ進む

>>2日目 終日航海で船上ライフを堪能に戻る

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このサイトの作者:しの

翻訳系リサーチャー。夫のGはへろへろサラリーマン。 たまにしか行かれないクルーズ旅行も、30回を越えました。 このサイトについて

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