やけっぱちヴェネチア旅行

水上タクシーでレストランへ向かう

5.さようならヴェネチア…というわけで、星をかっこむ

ヴェネチアにはミシュランの星のレストランがひとつだけあって、予約で一杯。キャンセル待ちをしたり、ホテルからプッシュしてもらったりしてもディナーの予約は取れず、結局空いていたのは4時の飛行機に乗らなくてはならない帰る日のランチだった。

ホテルのコンシェルジュのおじさんと綿密に相談した末、ランチの前にホテルは精算して荷物を全部持って水上タクシーでレストランに行き、ホテルからレストランにさくさくサーブするように頼んでもらって、2時前に必ず食事を終えてレストランのそばに水上タクシーに来てもらうよう頼んでおいて、そのまま空港に向かえばそのレストランで食事することも可能という結論に達した。

というわけで、食事代と同じくらいの水上タクシー代覚悟で(名物のゴンドラよりは安いけど)、やっとそのレストラン ダ・フィオーレにやって来ることができた。しかも、ランチの開始時間きっかりで、一番乗り。(すぐに席はほぼ一杯になったけど。)お店で2番目にいい、川に面したテラス沿いの席に通してもらった。(一番いい席には、いかにも常連という感じのイタリア人の老夫婦がやってきた) 


フィオーレの席に座れた時には、ここがアメリカから何度も電話して、やっと取れたレストランかーと感慨深かった。

以下、Gの食い散らかしメモ

4日目昼
オステリア・ダ・フィオーレ Osteria da Fiore
Calle del Scaleter 2202/A, San Polo
041-72-1308

もう最終日。今日は夕方の飛行機に乗らなければならないのだが、どうしても行っておきたい店が残っていた。ベニス唯一のミシュランの星のレストラン、ダ・フィオーレ。旅行前に電話予約を試みたが、この日のランチしか空きがなかったのだ。

ホテルをチェックアウトして大荷物を抱えて水上タクシーでレストランを目指す。途中で「ここまでしか入れない」と言われ、スーツケースを引きずって石の道を歩いて何とか辿り着いた。店内は以外に狭い。ウナギの寝床のような間取で、一番奥にあるベランダにひとつだけテーブルが置かれている(ここは常連ぽい老夫婦が陣取っていた)。

さて、まずお通しで「ズッキーニの花のフライ、アングエという小魚のフリット、ポレンタ」が出てきて、プロセッコを飲みながらこれを味わう。その後、「白身魚のソアールとポレンタ」「蜘蛛蟹のサラダ」「鰯のビゴラ(ベニス産の全粒粉パスタ)」「ウナギのグリル、トマトとズッキーニとポレンタ添え」。ワインはトカイ(白)をいただいた。さすがに文句なく美味しい。(以上)




レストランでは随分時間を気にしてくれて、メニューを広げる私たちに「ふた皿だけにしておいたほうがいい」と忠告してくれる。それでも私たちは食前酒を飲んでワインをボトルで頼んで、臨戦態勢。目が回るくらい次々お皿が出てきて、デザートまで食べてる私たちをせかして水上タクシーはすぐ呼んでくれるし、すごくお世話になった。

水上タクシーは海の上をぶっ飛ばして30分くらいで空港に到着。海は広いので渋滞も無いのだ。モーターボートの天井から頭を出して、後ろにどんどん遠ざかるヴェネチアの街を振り返って眺めながら、世界一・二の観光タウンから去っていくんだなあとちょっぴりセンチメンタルな気分になったよ。


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