とつぜんスイート、メキシカンリビエラクルーズ

TripAdvisor(英語版)で1位だったAviaに宿泊
前泊  ロングビーチに前泊
3日目 On the Sea
6日目 カボ・サン・ルーカス
1日目 乗船!
4日目 プエルト・バジャルタ
7日目 On the Sea
2日目 On the Sea
5日目 カボ・サン・ルーカス
8日目 下船…

ロングビーチに前泊

今年はけっこう記念の年だったので、夏に9日間のバルト海クルーズを予約していた。早々にアップグレード用の航空券を押さえて、クルーズの予約金500ドルを払い込んだ直後に、Gが仕事で夏の旅行に行けないと言い出した。

なに〜!? 離婚じゃっ!

その後とても書ききれないような週末の2日間を過ごしたのちに、けっきょく夏の旅行の代わりに、出発まであと4週間を切った4月30日からのメキシカンリビエラのクルーズに行くことにした。GW中に行って帰ってこられるのが、これかアムステルダム発着のリバークルーズしかなかったからしょうがない。

クルーズを探したのはこちら⇒cruise.com 詳細検索では出発日が1日単位で指定できるので便利。

直前の予約だったのでクレジットカードが使えず、ポイントがたまらない現金振り込みだったのが痛いけど、クルーズの値段自体は夏のバルト海よりずっと安かったので、部屋はスイートを予約した。
航空券もゴールデンウィーク発着の便を、4月になってから押さえるなんていったいどうなることやらと思ったけれど、デルタでちゃんとアップグレードが取れた! 行きは一日早く行くことになっちゃったけど、ロスに1日いたってすることもない私たちだけど、しょうがない。

でも、この1日早い到着が、荷物に入れるのを忘れたパジャマや日焼け止めを買ったり、ユーチューブで見つけてほしいなあと思っていた変なアメリカ通販グッズを買ったりするのに役立ったのだ。 何せ1週間以上の長い旅行に出るのは、悲しいことにナント2年ぶりだった。だから色々な手順を忘れてしまっていて、抜けが多かったのだ。

まずは、前泊のために予約していたホテルの住所を控えて持っていくのを忘れた。空港からタクシーに乗り込んでホテルの名前を言えば、ドライバーがすっと連れて行ってくれると思ったのは甘かった。
いつもの癖で、トラベルレビューサイトで一番得点が高かったマニアなブティックホテルにしたので、ドライバーは場所がわからないという。仕方がないからタクシーがハイウェイを飛ばす中、ドライバーの携帯電話を借りて、予約をしたデルタトラベルのカスタマーサービスに電話。走行中の車の中なのでゴーゴー音がうるさくてなかなか電話の声が聞こえない中、やっと事情を説明してホテルの住所を教えてもらうことができた。

その間もメーターの料金はどんどん上がっていく。ついてからおろせばいいやと手持ちの現金が少ししかなかったので、焦った。結局タクシー代は手持ちの現金ぎりぎりになってしまって、チップ分が出なかったんだけどね。
ごめんなさいと謝ると、ドライバーはいいよいいよ、ネクストタイムね。よい旅行を!とニコニコと言ってくれた。よかった。


(左)ホテルのあるエリア。だだっ広い (右)ピアからクイーン・メリー号が見えた

他にも、ホテルにチェックインしてみたものの、バスタブのない部屋だったので、交換を交渉したり。部屋を変えてもらったので荷物を出して入れてと時間がかかったり。忘れ物が次々見つかるので、6ブロックも向こうのウォルマートに2回も歩いて買い物に行ったり。この前泊でクルーズの準備ができたのはよかった。ウォルマートでやっすいパジャマが調達できたしね。パジャマなしで1週間の旅行をするのはかなりつらかったと思う。高級な日本船は知らないけど、リーズナブルな外国クルーズ船にはもちろん浴衣なんてついていないからね。

ウォルマートで調達したパジャマ 1000円くらいと安い割には着やすかったけど、サイズは一番小さいのを買ったけど、やっぱりブカブカのずるずるで、パジャマに腰ひもをして寝ていたよ


ホテルはクルーズポートに近いロングビーチの中でも、特にピアに近いThe PikeというエリアのAVIAホテルにした。空港のタクシーのドライバーは知らなかったけれど、トラベルサイトのレビュー通りの、おしゃれできれいなホテルだったよ。



ロングビーチでのランチは、アメリカに来たからやっぱりまずはハンバーガーでしょうと、"The Pike"の中のアイランズ(Islands, Fine Burgers & Drinks)という店に行く。グループ客でいっぱいで、ワイワイにぎやかな店だ。てきぱきサーブされる巨大バーガーをむしゃむしゃ食べ、薄いアメリカビールをぐいぐい飲む。

夕食はどこで食べるかさんざん迷って、Gが出張に来ては同僚と時々行ったという懐かしのカリフォルニア中華"P.F.Chan's"に行った。ここも大賑わいで、1時間待ちと言われて断念。3ブロックぐらい歩いたところにある第2候補のスペイン料理にする。このセヴィーリャという名前のレストランは大当たりだった。



受付で「予約してないんだけど」と言うと、受付の女性がにっこり"Perfect!"と言って、席を見つけて案内してくれる。予約していないという客に、Perfect!と返すなんて、本当にアメリカ的だよねとGは感心しきり。
担当についてくれたサービスの男性は、何か言うたびに肩や腕に触ってわははと笑う西海岸式のフレンドリーなサービスだった。住んでいた東海岸には無かった明るさにこちらも笑ってしまう。
頼んだのは、タパス3種(マッシュルーム、アスパラガス、ジャガイモ)、イカスミのパエーリャ、パスタ・マヨルカ(シーフードスパゲティ)。ワインは"First Press"というナパ・バレーのカベルネ・ソーヴィニオン2007年。カリフォルニアのスパニッシュ?はいわゆるアメリカのイタリアン的なゆるゆるな感じかとちょと心配したけれど、おいしく食べられました。

さらにこのお店には、フラメンコミュージックのライブ演奏まであった。ボーカル&リズムギター、リードギター、バイオリン、カホン(四角い箱の形の打楽器)の4人編成で、リーダーの薄毛の男性以外はなかなかすてきなハンサムガイたちで、見た目も嬉しい。音楽は一言でいえば、ジプシーキングスみたいなもん、と言えばわかりやすいかな。独特の激しいリズムに乗せてアコースティックな弦楽器の音がほとばしり、ハスキーボイスの力強い歌が響く。そしてときどきハモってくれるのが何とも私好み。ちょうど食べ終わったくらいに演奏が始まり、45分ほどのステージに全然飽きなかった。

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