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小樽港でサン・プリンセスに乗船
>> <<東京から発着地小樽へ >>>>>> 寄港地 函館>>8月半ばの小樽は影もなくて暑かったけれど、それでもたぶん28度くらい。猛暑の東京に較べたら、暑いよーと言いながらも歩き回れるのだから、天国のようだ。
小樽にはおいしいと評判のお店はたくさんあるし、運河はきれいだし、北一硝子はいくつもいくつも建物があって、見どころはたくさんだ。でも船には1時から乗り込めるし、3時から鏡割り、4時から避難訓練と、船の行事もけっこう忙しいのだ。さて、どっちを優先する!?
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小樽築港駅からてくてく歩く
小樽築港駅から直結のショッピングセンター、ウィング小樽を突っ切って、石原裕次郎記念館を右手に見るように行くと、クロネコヤマトの看板が見えた。
そこでスーツケースを受け取って歩けば船はすぐそこ。ガタガタの日照りの道は歩きにくかったけれど、船が見えているので苦にならない。
事前の案内ではチェックイン時間は部屋のクラスごとに分けられていたけれど、1000人程度の乗客数だったせいで受付会場はがらがらで行列もなく、どんなカテゴリーの部屋でも入ってOKとのことだった。なあんだ。
私たちはスーツケースをポーターに渡さずに自分たちで持って船内に入った。タラップを押し上げるのとセキュリティーチェックの台に乗せるのが大変だったけど、自分で運べば荷物が部屋に届くのを待つこともなく、すぐに片づけられて便利だった。
続々揃う初対面同士のキャビンメイトたち
2周連続乗船した私には、1周目が終わる前の日に2周目のクルーズカードが届いた。一緒にイン・トランジット(乗り継ぎ)と書いてあるカードも渡されてとっても嬉しかったけれど、結局これを見せる機会は一度もなかったな。
千歳空港から東京に帰る夫のGを見送り、2周目の部屋に入ったら、続々とキャビンメイトたちが到着しだした。「お久しぶり」と「初めまして」の挨拶が飛び交う。
4人のキャビンメイトの中には、他の誰とも初対面だった人もいたけれど、すぐに旧知の仲のように親しくなれた。みんな旅と人生のベテランなので、話題が尽きることがない。笑い転げてばかりの、楽しいクルーズとなった。
鏡割り、避難訓練、そしてディナー!
狭い部屋でぶつかりそうになりながら荷物を片付けていると、すぐに鏡割りセレモニーや避難訓練の時間になってしまう。そしてあっという間に、ファーストシーティングのディナータイムになった。
1周目はセカンドシーティングで、2周目はファーストシーティングだった。1周目のテーブルは各地から来た夫婦4組で、北海道に詳しい人たちも多くて、寄港地でどう過ごしたらいいか教わってとっても参考になった。
ウエイターもみんな日本語が上手で、日本語のメニューを指さしながら問題なく注文できる。1周目のテーブルのウエイターのチャーリーは特に流暢だったので聞いたら、前はぱしふぃっくびいなすで働いていたとのこと。ぱしふぃっくびいなすには何年もいたけれども、昇進も昇給もなかったそうだ。でもプリンセスクルーズに移ったら給料が倍になったんだって! よかったねえ。それにしても日本船て、ひどいねえ。
日本船の料金が高いのは人件費が高いからだと思っていたけれども、そうでもないのかな。どんなからくりなんだろう。
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