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2018年年末年始 シンフォニー・オブ・ザ・シーズ 最新の世界一大きな船でカウントダウン

1. 予約手配や前泊のホテル2. シンフォニー・オブ・ザ・シーズ攻略法3. 寄港地ロアタン島、コスタ・マヤ、コズメル、ナッソー4. おじさんはこの船を楽しんだ?

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寄港地ロアタン島、コスタ・マヤ、コズメル、ナッソー

はっきり言ってカリブ海の寄港地は「どこも似たような感じ」だ。カリブ海を何度もクルーズしているアメリカ人たちがそう言っている。港の周りには土産物屋がぎっちり並んでいる。少し遠出をすればきれいなビーチがあって、マリンスポーツが色々できる。でもどこも同じ。

それでも今回は、なるべく色々楽しめるよう、クルーズ歴豊富なクルーズ仲間に、行った時何をしたのか聞いてみた。自分なりに下調べもした。

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ロアタン島(ホンジュラス)で尾頭付きを食す

ロアタン

野生動物がいる公園やマリンセンター、ジップラインなどおすすめされたけど、私たちが選んだのはやっぱりお散歩コース。

きれいに商品が並ぶ高めの土産物屋がひしめくゲートから出て、ローカルな土産物屋が並ぶストリートを、ココナッツジュースを飲みながら行けるだけ行って帰ってきた。ココナッツジュースはゲート内だとひとつ5ドル。外だと2ドル。

2ドルでココナッツを売ってくれたお兄さんが、「裏の桟橋、行ってみる?」と案内してくれたのが上の写真だ。木の板を渡した床が、踏み抜いちゃうぐらいボロボロなのが怖かったけど、太陽の光に輝く青い海がとてもきれいだった。右側に見えているのがシンフォニーのお尻です。

ゲート内のお土産物屋では、ジョギングの時に着るのにちょうどいい T シャツやタンクトップを何枚か買う。大人用はむちゃくちゃ大きいので、私は子供用の一番大きなサイズを買う。柄が可愛くて気に入ったんだけど、数回着たらヨレヨレになってしまった。

おさかな

船のレストランのランチがオープンするまでのちょっとした時間つぶしのつもりで、ふ頭の隣のカフェに入る。ビールのつまみにとフィッシュフライを頼んだら、大きな魚のまるごとの唐揚げが2匹ドカンと出てきて驚いた。これがとっても美味しくって、ペロリと平らげてしまった。昼から尾頭付きの魚をむしゃむしゃ食べている東洋人、変だったろうなあ。

コスタ・マヤでサルサ料理教室体験

サルサ

いかにもマヤ文明の遺跡の香りがする地名だけれど、 実際は新しくできたクルーズ城下町で、本物の遺跡に行くにはバスで3時間ぐらいかかる。ビーチも大したことないよとアメリカ人の同僚に言われていたので、船に乗ってから「サルサクッキング体験ひとり90ドル」のツアーに申し込んだ。

ビーチサイドのオープンエアのカフェで行うサルサの料理教室だ。私は東京で外国人旅行者相手に似たようなことをしているので、ちょうどいいい勉強の機会と思ったのだ。サルサ料理は材料をすりつぶして混ぜるだけの簡単なものだったけれど、インストラクターが踊りながら面白く見せていた。(私にはできないな。。。)その後サルサの踊り方を教えてくれて、テキーラの試飲販売もあった。

ビーチ

レッスン後1時間程度の自由時間もあるので、ビーチエリアをぶらぶら散策できる。日差しは強かったけれど、ビーチに吹く風がとっても気持ちよかった。木陰で30分10ドルのマッサージもしてもらって、ふわふわといい気分で船に戻った。

コズメルでグルメツアー

サンミゲル裏通り

ここもクルーズ船の一大停泊港で、大きなクルーズターミナルが三つもある。サンミゲルという街の中心部に近くに停泊するのは比較的小さな船で、シンフォニーはその南西側に新しくできたインターナショナルピアに停泊。サンミゲルまではタクシーで8ドル。乗合でも一人でも二人でもひとり8ドルの明朗会計。10ドル札を出したらちゃんとお釣りをくれた。

ここではランチにメキシコ料理を食べに行くと決めていて、事前に調べておいた評判のレストラン「ラ・チョサ La Choza」に行く。海岸通り沿いには洒落たオープンカフェが並んで、たくさんの観光客がくつろいでいていかにも楽しそうだけれども、自称グルメおやじの G は、「ラ・チョサLa Choza」に行くんだと見向きもしない。暑い中まっしぐらに数ブロック歩いて、かなり私が不機嫌になった頃にやっとお店を探しあてた。

お店の入り口が暗くてちょっとひるんだけれど、中に入ればすてきな中庭があって、いい感じ。昼過ぎには観光客でいっぱいになったけれど、ピークの前には地元の人もファミリーで来ていたりして、のんびりできた。

ギター弾きもいた

私は子供時代メキシコで過ごしたことがあるので、この雰囲気が懐かしい。タコスとおすすめの牛肉料理を頼み、薄いメキシコビールをグビグビ飲む。観光客向けなのか、最初は小麦粉のトルティーヤ(皮)を出してくれたので驚いた。トウモロコシがいいんだけどと言ったら、あ、そうなの?という感じでちゃんと変えてくれた。よかった。これが私が子供の頃に食べたおなじみの味なのだ。

涼しいお店の中でゆったりした後はまた暑い外を歩き、海岸通り沿いに並ぶ土産物屋を見て回る。そこでコズメル印のTシャツやお水などを買い、タクシーで船に戻った。海岸通り沿いをもうちょっと先に行ったところにある「コズメル博物館」に行きたかったのだけれど、インフォで聞いたら改装中でお休みと言われた。次にクルーズで来た時に行くことにしよう。

ナッソーで海賊の歴史を知る

海賊庭

ここでもアトランティスホテルの水族館やアクアアドベンチャーなど、おすすめはたくさんあったけれど、今回は「海賊博物館」に行ってみた。チケット代13.5ドルはちょっと高いし、蝋人形館だと思うとしょぼいけれど、説明を読めば海賊と呼ばれた人たちの歴史が見えてくるのが面白い。説明が所々クイズ形式になっているのも、せめてもの工夫の表れかな。

海賊船はヨーロッパと新大陸の貿易が船で行われていた頃に、その積荷を泥棒する人たちが乗った船だ。貿易船では黒人の奴隷が多くこき使われていたので、海賊船が貿易船を襲うと、みんな喜んで海賊船に移って海賊になったそうです。だから海賊といえば黒人が圧倒的に多かったと。

海賊内部

しかも海賊船の中は「フランス革命の前から」民主主義で、平等。略奪した品は公平に分け、 貿易船を襲う時に負傷した海賊には、多めに分配されたとか。 子供向けによくある、船から外に出した板の上を歩かせて海に落とすあれは、実際は行われていなかったけれど、隠した宝のありかを吐かせる拷問のノウハウは色々あったそうです。

ナッソーの港の周りのショッピングストリートは相変わらずの混雑ぶりで、どこまで行っても同じような品揃えの T シャツやジュエリーのショップが並び、所々にカフェが混ざる。バハマは犯罪の多い所だと聞くけれど、この辺りにいる限りでは危ない感じはしない。

お店

もう15年も前のことだけれど、私たちは最初のクルーズの最後の寄港地としてこのナッソーに来た。一週間のクルーズの終盤、醤油味のものがたまらなく食べたくなって駆け込んだ、中華レストランがまだあった。懐かしかったけれど。。。こんなお店、よく入ったものだ。今回覗いても、観光客なんて一人もいなかった。

今なら船のビュッフェに寿司はあるし、レストランで頼めば醤油も出してくれるし、クルーズはとてもインターナショナルになって、進化した。15年後にまたナッソーに来る頃、クルーズはどう変わっていて私はどんなことをを思うのかしら。今からそれが楽しみだ。

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このサイトの作者:しの

翻訳系リサーチャー。夫のGはへろへろサラリーマン。 たまにしか行かれないクルーズ旅行も、30回を越えました。 このサイトについて

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