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2日目 ナポリ
ナポリのピザに勝ったポンペイ
ピザかポンペイかで大いに悩む
船はイタリアの西の海岸を南下し、サボナからピサ、ローマを越してナポリに向かう。昼にナポリに着く前には、カプリ島やイスキア島のそばを通過。どちらも行ったことがあるから、あの景色には見覚えがある、とかあの辺が泊まったホテルかな、とか懐かしく見る。
このクルーズでは、船がつく港ごとに、ミシュランの星のレストランに行こうと決めていたけれど、ナポリでは一度行ってそのおいしさにびっくりしたレストランCiroにまた行きたかったんだけど、悩んだ末にピザはやめてポンペイツアーに行くことにした。ポンペイには今まで2度、近くまで来たけれど行かれなかった経緯があるからだ。
ツアーから戻ってきたら、ちょっと街に出てピザを食べる時間もあるよ。だから、ポンペイにガイド付きで連れて行ってもらおうよ。そう言ってツアーに参加したんだけど、それはちょっと甘かった。行きのバスがすごい渋滞に巻き込まれて時間が遅れ、帰ってきたら出航までが30分くらいしかなかったから。
とてもおもしろかったポンペイツアー
それでも、ポンペイツアーはとても良かった。ガイド付きで行けるなんてとってもゼイタクだし、道路の石の意味の一つ一つまで教えてくれる。有名なエッチエリアには行かなかったけど、ローマ時代の歴史や文化の背景もわかった。そこ頃の文化が今の欧米のキリスト教文化に与えた影響も、ちょびっと垣間見ることができた。
それでも駆け込みでナポリのピザをゲット！
暑い中、日陰もあまりない石畳のポンペイの遺跡を歩き回り、汗だくになってやっと帰って来たら、また駆け足で港の近くの商店街に行き一番近いバールに飛び込んで、パニーニとピザをテイクアウトして船に持って帰った。Ciroはそこからすぐ近くだったのに…。残念。
クタクタになって船室に帰り、シャワーを浴びて、パニーニとピザを昨日もらったウエルカムシャンパンで食す。Ciro並みとはいかないけれど、船のピザよりはややましなピザで腹ごしらえをして、ディナータイムの前のダンスに張り切って出かける。
ダンス上手の中国人たちにたじたじ
今日はチャチャチャナイト。チャチャチャなら適当にごまかして踊れるし。と思っていたら、恐るべし。適当踊りのイタリア人たちに混じって、ものすごく上手な中国人カップルたちが居た。右に左に自由自在。くるくる回って腰振りも決まっている。どうやったらあんなダンスが踊れるようになるんだろうか…？？
この日のキモノ
麻の藍緑の無地のキモノに白の夏帯を銀座結びにする。ちょっと地味なので、写真では見えないけど帯締めはオレンジでいろいろな色の玉がついているものにする。着物の色には合うけれど、この帯締めは冬用なので、決まりでは夏帯には締められない。でも、そんなことはここでは関係ないし。Who knows!?
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