トップ > 今までのクルーズ旅行記 > GWチャータークルーズ準備篇 >1日目 舞鶴を出発 >2日目 隠岐 >3日目 釜山 >4日目 対馬 >5日目 別府 >6日目 瀬戸内海クルーズ-大阪で下船 >フォーマルナイト >旅の総括
GWチャータークルーズ「高級小型グルメ船ポナン・ロストラル」1日目(3)-期待のお食事は
舞鶴の亀寿司で「シェフのアントワーン」と名乗っていた、30歳前後に見えた青年が、船のエグゼクティブシェフだったのには驚いた。お昼に江戸前寿司とお店の名物の鯖寿司を繊細なつくりだと言いながら食べていた彼は、さてどんなお料理を出してくれるのでしょう。
[広告]
まずはウェルカムシャンパンを
船に乗り込んだら荷物の片付けもそこそこに、ウエルカムドリンクが用意されているラウンジへと行く。私の大好きな泡ワインはちゃんとシャンパンで、銘柄はPannierかG.H.Mummとメニューにあった。初日のウエルカムシャンパンはG.H.マムだよって出してもらったけれど、あとはずっとパニエだった気がする。
ポナンでは食事の時の赤、白、ロゼだけが料金込みと聞いていたけれど、このチャータークルーズでは、部屋の冷蔵庫やカフェの飲み物、バーのカクテルも無料になった。これはウエルカムパーティーの時に「阪急交通社さんの取り計らい」だと紹介された。思い切り拍手しちゃいましたとも。
ディナーは7時から一斉に
初日はシアターでの避難訓練の後、そのまま全員がダイニングルームに移動して食事となる。席は決まっていなくて、着いた順に案内してくれる。誰かと待ち合わせでもしない限り、毎晩違う人と同席することになる。
レストランの入り口で待っているときに厨房をのぞいたら、昼に会ったシェフ、アントワーンが向こうに居るではないか。手を振ったら出てきてくれて、今日のパテはボクの手作りだから、なんて言う。伝統の料理を期待しているんでしょう?って。ディナーへの期待が高まる。
ディナーで選んだのはコンソメスープ、トマトとバジルのクリームスープ、田舎のテリーヌ、ジョン・ドーリー、鴨などなど。白身魚ジョン・ドーリーは、ソースもしつこくなく、わたし好みの人参ペーストがいい味のコンビネーションだった。鴨はちょっと甘すぎたけど、でもこの手の料理はいつもたいていこういう感じで甘いからね。
照明が暗くて写真が鮮明ではないけれど、実は私の料理の記憶もあまり鮮明ではないのだ。大テーブルで他のお客さんと話をしながらの食事だったからね。話題が弾んでいれば、写真を撮るのも忘れてパクパク食べてしまう。
あの夜のコンソメは塩辛かったですよね、とあとから話題になったりもしたけど、私たちは気づかなかった。自称グルメもいい加減なものだ。ポーションは噂通り少なくって、同じテーブルに居た30代くらいの大柄な男性にはいかにも足りなさそうでお気の毒だったよ。
そしていつもの通りのクルーズの夜
その後は4人の女性ダンサーによるフレンチ・カンカンショーを見て、ダンスホールでお客さんやスタッフの華麗なダンスステップに驚き、ピアノバーでウクライナのピアニストのテクニックに感心したりしているうちに、快い眠りがやってきた。
小さい船だからシアターは狭いし、ダンサーの数は少ないし、フルバンドがいるわけでもない。それでもいつもの大型船クルーズとぜんぜん違うという感覚も持たなかった。それどころか、いつものクルーズ通りの大忙しの第一日目だった。
次の旅行を計画するなら
- ポナン・クルーズオフィシャルページ(日本語)
- ポナン・クルーズオフィシャルページ(英語)
- 米国の旅行代理店ラグジュアリー・クルーズのポナンのページ(英語)
- 日本の旅行代理店ベストワン・クルーズのポナンのページ (日本語)
日本語と英語を見比べて、お得な方を選びましょう。載っている内容も両方同じとは限りません。クルーズ代金は出発日が近づくと下がることがありますが、人気の部屋から売り切れになります。
日本語で問合せできるアメリカのクルーズ代理店はこちら↓
このサイトの作者:しの
翻訳系リサーチャー。夫のGはへろへろサラリーマン。 たまにしか行かれないクルーズ旅行も、30回を越えました。 このサイトについて
クルーズ旅行用持ち物リスト
狭い船室を効率よく使えて、旅費の節約にもなる便利グッズや、荷物の選び方と詰め方、船酔い防止法を集めました。
詳細はこちら船で快適に過ごすコツ
船会社が教えてくれない、船室に入ってまずすることや、意外とかかる旅行中の費用を安くあげるには…
詳細はこちら今までのクルーズ旅行記
一覧はこちら- さらに進化したヨットクラブでまったりアラビア湾 2019年年末年始 MSCベリッシマ
- 猛暑脱出し20℃のバルト海+ロシアへ 2019年8月 コスタ・マジカ
- ヘブンスイートで天国気分-アメリカ西海岸片道クルーズ 2019年GW ノルウェージャン・ブリス
- 河内丸から飛鳥Ⅱ- ファミリーヒストリーをたどる旅 2019年1月 飛鳥II
- 最新の世界一大きな船でカウントダウン 2018年年末年始 シンフォニー・オブ・ザ・シーズ
- 熊野花火は右舷か左舷かで右往左往 2018年8月 ダイヤモンド・プリンセス
- リバークルーズ初体験! うっとりドナウ川下り 2018年6月 アマデウス・ブリリアント
- 晴海発着でスリリング太平洋クルーズ 2018年1月+GW コスタ・ネオロマンチカ
- 世界一の大きさの船でカリブ海で食べ飲み滑る 2017年11月 ハーモニー・オブ・ザ・シーズ
- 毎年恒例夏の女子会クルーズでお祭り騒ぎ 2017年8月 ダイヤモンド・プリンセス
- 美食の船で美食の地ギリシャ+南イタリアへ 2017年GW オーシャニア・リビエラ
- 日本船初体験!「るるぶクルーズ」取材でショートクルーズ2泊3日 2016年12月 飛鳥II
- 浮世は忘れて波に揉まれて 2016年8月 ダイヤモンド・プリンセス
- お盆休みに猛暑の日本海クルーズ 2016年8月 コスタ・ビクトリア
- シンガポール発着3泊4日で新造船に乗りに 2016年6月 オベージョン・オブ・ザ・シーズ
- ハワイ-バンクーバー片道クルーズ 2016年GW セレブリティ・ソルスティス
- 横浜発着北海道+サハリンでシンデレラ気分 2015年8月 ダイヤモンド・プリンセス
- 高級小型グルメ船で西日本周遊 2015年GW ポナン・ロストラル
- 北海道周遊クルーズに連続2周! 2014年8月 サン・プリンセス
- 東京発着で初めての女同士クルーズ 2014年4月 ボイジャー・オブ・ザ・シーズ
- ヨットクラブで真夏のエーゲ海クルーズ 2013年8月 MSCディヴィーナ
- 猛暑脱出 2度目のセレブリティでアラスカへ 2012年8月 セレブリティ・インフィニティ
- 冬の地中海クルーズ波高し 2011年年末年始 MSCスプレンディダ
- スイートを奮発! メキシコクルーズ 2011年GW サファイア・プリンセス
- 懐かしのアメリカ流を満喫、ハワイクルーズ 2009年GW プライド・オブ・アメリカ
- キモノでクルーズ 南スペイン+リスボン 2008年GW コスタ・ビクトリア
- 超意気込んだ2回目のクルーズはキモノで地中海 2006年8-9月 コスタ・フォーチュナ
- 初クルーズ! 船でゆらゆらカリブ海 2004年年末年始 セレブリティ・ミレニアム